6, 我が家の檀家・白鳥山龍勝寺、
さて、青春時代に育ったいわき湯本温泉へは、必ず年に一回は先祖のお墓が祀ってある地元のお寺を訪れてお参りをするのであるが、途中、温泉街の中心にある立寄り温泉・「さはこの湯」に浸かることもある。 温泉はやや硫黄の臭いが漂う掛流しの天然自然温泉の湯で、身も心もリラックスできるのである。
そして、湯本温泉街の隣の地区・白鳥町の親戚宅(父の生誕地)へ立ち寄り、従兄と談笑した後、拙家の菩提寺「白鳥山・龍勝寺」へ向かうのである。 たびたび訪れて見慣れた風景であるが、いかにも田舎の静観な山間に境内・寺院が在り、子孫の繁栄健勝とわが身の安全を祈願参拝する。 この龍勝寺というのは、旧湯長谷藩の菩提寺でもあった。
参道から山門をくぐった左手に「阿弥陀堂」が在り、ご本尊は珍しく、胎内に納めた「腹ごもりの阿弥陀尊」という弥陀三尊が安置されている。 阿弥陀堂の建立は明治42年といわれるので決して古くはないが、この小さな「胎内仏」は、作者、年代ともに定かではなく、かなり古いものだと推測されている。
一般的に胎内仏は、亡くなった人の冥福を祈って仏像を造るとき、故人がいつも祈っていた小さい仏像をその中に納めるのであるが、この寺の胎内仏には、「見ると目がつぶれる」という奇異な言い伝えがあると言われる。 その訳は何となく判るような気もするが・・?。 やはりというか、普段は堂内の安置所は閉ざされ、仏像を見ることはできない。
阿弥陀三尊とは、阿弥陀如来を中尊とし、観音菩薩を左脇侍、勢至菩薩を右脇侍とする三尊形式である。 なお、この場合の「左」「右」とは中尊から見た「左」「右」を指す。
観音菩薩は阿弥陀如来の慈悲をあらわす化身であり、勢至菩薩は知恵をあらわす化身とされる。 お寺は臨済宗妙心寺派で、本山は「京都・妙心寺」である。
その菩提寺・「龍勝寺」からほんの2km足らず、5分ほどで湯本名物・「スパリゾートハワイアンズ」が丘陵地の一角に、華やかな別世界を形造っている。 この別世界を題材にした「映画」が近年製作されて話題を呼んだ・・!!。
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