2021年7月23日金曜日

四国讃岐の琴平・金刀比羅宮訪問記

 





● 次は四国讃岐の琴平・金刀比羅宮の訪問記になります、

さてさて、既に相当以前の事になってしまうが、「日本一周の旅」の途中を含めて過去に本社の琴平町・金刀比羅宮には二度ほど訪ねたことが有りました、其の時の記録になります。 


金毘羅13             300年の歴史を有するという「とらや」



寺社の代表的な門前町となっている琴平町の中心に金刀比羅宮の名物ともいえる石畳参道がすぐ目に付いた。 主要道路の角の大きな駐車場へ車をよせて「お参りの帰りに2千円ほど買い物すれば無料でいいよ・、」と年配の係員が曰く。 見れば、奥のほうに立派な店構えの土産屋があった。 先ずは、カメラと賽銭を持って早速出かける。 幅の広い石畳参道の両側にはギッシリト土産やが並ぶ。 やがて名物の石段の始まりである、名物「讃岐うどん」の老舗らしいのが二軒ならんでいる、「とらや」という最初の石段のすぐ脇にある店が実に歴史を感じる。

 

金毘羅10        石段スタート地点、



金毘羅9         石段籠



そして、金毘羅さんの名物石段参道へ、
石段横に、「本宮まで785段、奥宮まで1368段、海抜421m」とあった。 石段を登り始める、両側には、これまた立派な石燈籠や玉垣などが無数に建ちならび、ひたいに汗して上り下りする参拝客に無言の激励をおくっている。 参拝客が長年行き来した石段は、表面がすり減って磨かれたようになっていた。 最近、手直しをしたのだろうか、部分的に石の表面を削って滑らないようにしていた、参拝客への心遣いだろう。 石段の両脇には、軒を接するように土産物屋が並んでいる。 時折、乗合籠が目に付く、年配者や身障者には有難いだろう。

因みに、石段の乗り合い籠は担ぎ手が前後ではなく、石段を登るために石段と並行して登ってゆくという、つまり乗客は横向きになって登ってゆくのである。 かって高齢で有名になった金さん、銀さんも利用したという。


金毘羅12         大門と五人百姓たち




ここを抜けると、やがて大門が見えてくる、威風堂々たる構えの山門、否、神門である。 1650年、初代高松藩主の松平頼重侯の寄贈によるものだそうで、楼上に掲げられた「琴平山」の名札は有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみや たるひとしんのう・明治新政府の成立に至るまで朝廷における反幕府・尊王攘夷派の急先鋒であった)の筆によるという。 

山門のそばには、「五人百姓」の名前を持つ、鼈甲飴(べっこうあめ)を売る店がシンボルらしく、大きく真っ赤な番傘を広げ、古風な姿でお客さんを待っている。 本来、境内では商売禁止だが、昔からの神事への功労により、特別に境内で営業を許された五店の商家が「五人百姓」といわれるそうだ。所々の鳥居のところに「しあわせさん、こんぴらさん」の大きな横暖簾が気持ちをほぐしてくれる。 


金毘羅2   本殿

金毘羅11   旭社

金毘羅6      絵馬堂


無限に続くかと思えるほどの石段を登り越して、ようように山頂境内に立った。 本殿境内には、「書院」や「旭社」といった由緒ある建物が並ぶ、特に左手に在る「旭社」は絢爛豪華な社殿で、屋根裏、柱、扉など至る所に彫刻が施され、完成まで約40年の歳月を要したといわれている、あたかも日光陽明門をみるようである。
因みに、森の石松の「金毘羅代参」は浪曲でも有名な話だが、慌て者の石松っつぁゃんは金毘羅さんの本堂と旭社を勘違いしてお参りし、そのまま帰路についたといううわさ話もあるという。


本殿の南に建つ、南北2つの「絵馬堂」も吹き抜けの堂々たる造りである、海難除けのお礼や祈願成就の絵馬をはじめ、大小様々、色とりどりの絵馬が掲げられている。
さて、本殿である・・!、 中央拝殿に額ずき、神妙に参拝する「旅の無事安全と一家身内親戚一同、無事安泰、交通事故の無いよう、宜しく見守って下さい」と。 本殿は、象頭山(ぞずさん)の中腹に鎮座する大社関棟造(たいしゃせきむねつくり:金毘羅本宮唯一の美しい社殿形式造りになる)と言われる荘厳な社殿で、大物主大神と崇徳天皇を祀り、海上安全をはじめ、国の繁栄や農漁業、医療など、さまざまな願いを叶えてくれるといわれる。 「讃岐の金毘羅さん」と昔から親しまれ、江戸時代には「お伊勢参り」と並ぶ程の人気であったという。


次回は、金毘羅さんの祭神、

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