2021年7月7日水曜日

映画「超特急 参勤交代」

 







 ● 映画「超特急 参勤交代」

 2014に全国公開された実在の湯長谷藩の映画・「超特急 参勤交代」

 先ず、物語の展開ですが、江戸中期の頃、将軍吉宗の時代に幕府老中から小藩15000石の湯長谷藩に言明が下る。 「5日以内に参勤せねば藩を取り潰す」と実に無理難題をふっかけられた。 急いでも8日はかかるし、湯長谷藩から江戸までは60里ほど、これを実質4日間で走破せねば間に合わないとされた。

 

先ず時間がない、参勤のカネもない、其れに人もいないこの小藩が、藩主・内藤政醇、ほか総勢7名で急遽、支度を整えて出発することになる。 陸前浜街道(磐城街道)、水戸街道などの山中を駆け上がり江戸城・本丸を目指す。 一行の前には公儀隠密、百人番所の精鋭部隊立ちはだかるが湯長谷藩の運命や如何に。

 

 

因みに参勤交代とは全国の大名を定期的に江戸に出仕させることにより、藩の財政に負担を与え、幕府への反乱をおさえる制度。「参勤」とは一定期間、将軍のもとに出仕することで、「交代」とは暇を与えられて領地へ帰り、国許の政務を執ること。 通常、地方の大名は江戸に1年、国許に1年と、1年ごとに行き来していた。

 

時間もカネも人もいない中、「ないない尽くし」の貧乏小藩は、それでも地方をあざ笑う老中に目にもの見せるため、藩主・内藤政醇らわずか7人で疾走する。 2014年には超高速!映画化も決定(配給・松竹)其の年に映画 が公開され人気を呼んだ。 そしてその後、評判を呼んで続編である「超特急 参勤交代リターン」も公開されている

 

湯長谷藩とか、その本家筋の磐城平藩ってのは実在した藩で、陸奥国湯長谷藩の第4代藩主内藤政醇(ないとう まさあつ)とか、陸奥国磐城平藩の第6代藩主内藤政樹(ないとう まさき;日向延岡藩へ転封)って人達も実在の人物である。 だが、実在の藩名やその時代の人物を使った物語ではあるが、ストーリーそのものは完全なフィクションであり創作そのものでもある。

 

 

監督は本木克英、原作脚本は土橋章宏

出演者は佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生

六角精児、市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則。西村雅彦など

 

尚、主人公の内藤 政醇(佐々木蔵之介)は江戸中期の大名で、陸奥国湯長谷藩4代目の藩主であり、歴史的にも実際に参勤交代の傍ら徳川8代将軍・徳川吉宗にも謁見している。 「忠孝・倹約・扶助」を旨とする藩法を定め、地元では善政を施した名君としても知られている。 帰国直後には享年31の若さで死去しているが、菩提は城下の白鳥山龍勝寺に眠っていて、現在でも墓地の入口付近に輪塔の墓石が立っている。

 

 次回は、巨大テーマパーク・「スパスパリゾート・ハワイアンズ」、

 


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