● 昭和天皇の品川白煉瓦湯本工場、御訪問・・?、
ところで、品川白煉瓦の湯本工場と言えば、昭和天皇が御巡幸の際に訪れた会社工場でもあったのだ。 本来の目的は常磐炭鉱の視察が目的手あったらしく、此方は正式な巡行先ではなかったようだが、湯本駅を降りれば工場の前をどうしてても通る事になるので、天皇の希望も有ったのだろう、工場の勤務者たちをねぎらうために立寄ったとも思われるのである。前記したが品川白煉瓦(k/k)は本社は東京の大手町にあり、主要主力工場は岡山県の備前というところにあります。 此方の湯本工場と言うのは付近に耐火煉瓦の原料が採取できるというので、大正年間に湯本の駅前の温泉街の中心地に小規模ながら駅前の一等地に大正時代に建設したものであった。
工場そのものは湯本駅前の西側から北へ向かって八仙の陸橋付近までで、駅前には温泉街のメインストリートである道路が南北に走っていますが、工場の正門はこの主要道路に面してあり、門の傍には警務室、広場が有って正面が事務室、其の奥から耐火煉瓦製造の為の工場群が広がっていました。
昭和天皇は御召列車で湯本駅へ降り立ってからは、車で御乗車されて常磐炭鉱へ向いましたが、途中、品川白煉瓦の工場の前を通る事になり、其の時に天皇はワザワザ車から降りて工場の敷地の中にお入りになり、人々をねぎらったようである。 工場自体の中の様子は視察したかどうかは定かでないが、多分、岡山県が主力工場なので、工場の中での製品の製造過程については其方の方をご覧になる予定だったかもしれません。
其の時の様子についてモノクロ写真を父親に見せられたことが有り、親父(当時は当社の従業員)達も其の時は昭和天皇を間近に迎えて、恭(ウヤウヤ)しく頭を垂れていたのを思い出します。 又、昭和天皇は御召列車で常磐線の湯本駅で御下車されましたが、其の時の様子を未だにハッキリと覚えているのです。 筆者たちは当時は小学生の低学年生ながらも、お手製の日の丸の小旗を配られて湯本の駅まで出向き、生徒全員が駅のホームまでお出迎えをしたものでありました。
次回は、「● 昭和天皇御巡幸中の御出迎え、」
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