● 温泉神社の元宮は奈良の三輪大社、
因みに、温泉神社の元宮、本社があるのは大和の国の「三輪大社」であるとされている。 現在は大神神社と称されていて、読みは「おおみわじんじゃ」・三輪明神とも呼ばれている。
奈良県桜井市にある由緒ある神社で大和国・一宮であり、大物主神(おおものぬしのかみ:大国主命の同義とも云われる)を祀っている。 日本神話に記されている創建の縁起などから、出雲系の神社で「日本最古の神社」を称し、少なくとも大和国においては最も古い神社の一つであると考えられている。
現在でも神殿、本殿は置かれてなく、拝殿から奥にある三ツ鳥居を通して御神体である「三輪山」を拝するという原始形態の神祀りの様式をとっている。 神意は、国造りの神様として農業、工業、商業すべての産業開発、 方位除、治病、造酒、製薬、禁厭、交通、航海、縁結びなど、 世の中の幸福を増進することを計られた人間生活を営むための総守護神として 尊崇されている。 その神威は、全国に亘り、古くは朝廷の鎮護として尊崇されていた。
後背に控える三輪山は縄文時代、あるいは弥生時代から、自然物崇拝をする原始信仰の対象であったとされている。 特に、古墳期(大和朝廷が誕生し日本国として統一された時期で弥生以降、飛鳥以前の時代)にはいると山麓地帯には次々と大きな古墳が作られた形跡があり、そのことから、この一帯を中心として日本列島を代表する政治的勢力、つまり、ヤマト政権の初期の三輪政権(王朝)が存在したものと考えられているという。
この三輪山は、奈良盆地をめぐる山でも高さ467メートルのなだらかな形の整った円錐形の山であり、いわき湯本の「湯の岳」と酷似しているのである。 三輪山は太古の昔より神宿る山とされ、山容そのものが御神体であるとの考えから、常人などは足を踏み入れることの出来ない聖域とされた。 所謂、禁足(きんそく)の山で、江戸時代には幕府より厳しい政令が設けられ、神社の「山札」がないと入山が出来なかったという。
次回は 「● 本社、奈良・三輪大社の風景、」
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